共同研究・開発
Massey University
共同研究について
ベネシードは、ニュージーランドのパーマストンノースに拠点をおくマッセイ大学 人間栄養生理学部と共同研究を行いました。マッセイ大学は、ニュージーランドで唯一獣医学部をもつ国立大学で、レベルの高い獣医学教育を行っていることでも有名です。
ニュージーランド国内はもちろん、諸外国の大学、研究機関、食品産業、健康産業界と常にタイアップしながら研究を行っており、世界トップクラスの科学と教育を提供するニュージーランド屈指の名門大学として高く評価されています。
アヴドゥール・モーラン博士
Dr Abdul Molan
マッセイ大学 人間栄養生理学部
イギリスのウェールズ大学で、寄生虫学の博士号を1984年に取得し、1984年~1995年の間はイラク、イエメンにて講師、助教授、教授を歴任し、2004年からマッセイ大学の人間栄養生理学部の上級研究員として勤務しています。
現在までに研究論文が科学雑誌88誌に掲載され、30以上の論文が新聞に掲載されています。
マリーナ・クルーガー教授
Prof Marlena Kruger
マッセイ大学 人間栄養生理学部
テキサス大学オースティン校、ドイツのハイデルベルク、マックス·プランク研究所を経て南アフリカの医科大学で博士号を取得、ニュージーランドへ2000年に移住し、マッセイ大学栄養生理学部の主任教授として勤務しています。
専門分野は栄養学、骨の健康・代謝で、国際会議や学会などで論文を多数発表し、国際的にも活躍されています。
カシス(ブラックカラント)の可能性を追求
マッセイ大学の人間栄養生理学部では、ニュージーランド産のカシスを用いて、継続摂取による健康増進への影響や、体内環境の変化について研究を行っています。
ベネシードは、自社の製品開発においてカシスに早くから着目し、マッセイ大学と共同研究を行いました。スペシャリスト達が集う同大学の研究でも、カシスの食品としての高い機能性が認められており、多くの研究論文が発表されています。もちろん現在でも、人間栄養生理学部だけでなく様々な学部がカシスの可能性を追求しています。
また、大学では、研究成果を社会へ還元することを推進しており、ニュージーランドの農業、産業発展においてもカシスが深く寄与しています。
※「カシス(Cassis)」は元々フランス語で、英語では「ブラックカラント(Blackcurrant)」と呼ばれます。
パーマストンノースについて
ニュージーランドのパーマストンノースは、ニュージーランド最大の風力発電設備があり、環境先進地域でもあります。マッセイ大学があることから、化学・製薬会社が集まり、産学連携を実現した地域としても有名です。
また、ベネシードのオリジナル原料を共同開発するジャスト・ザ・ベリーズ社もこのエリアに本社があり、マッセイ大学や他の企業と連携し、様々な製品の開発、研究を行っています。