オーガニックへのこだわり

健康と美容と自然環境は、密接な関係があるといわれており、昨今の自然志向から「オーガニック製品」への注目は高まっています。しかし、日本では「有機JAS認定」のように、農産物や加工食品の有機認証規格はあっても、オーガニック化粧品の認証制度は確立されていません。そこで、ベネシードでは、世界基準ともいわれるフランスの国際有機認証機関「エコサート」に認証された環境にも人にもやさしいオーガニック製品を提供しています。厳しい認証基準をクリアした信頼の証として「エコサートマーク」と「コスメビオマーク」という2つのマークが付与されています。

ベネシードは、植物など天然由来の成分を主体とした安心・安全な製品づくりを行っています。
その中でも特に、オーガニック素材にこだわり、エコサート認証工場で製造したオーガニック製品が「ドゥ シリーズ」です。

エコサートとは

1991年にウィリアム・ヴィダル氏らによって共同設立された国際有機認証機関です。フランスのトゥールーズに本部を置き、設立当初から一貫して環境に配慮したビジネスの実践を推し進める活動をおこない、翌1992年にはフランス政府からも民間認証団体として認められました。
現在までの認証件数は約30万件以上と、世界最大規模の機関です。認証品目は、有機作物の認証以外にも、繊維、洗剤、塗料、ホームフレグランスからゴルフ場、スパ施設など非常に多岐にわたっています。明確な基準がなかったオーガニック化粧品についても、2003年には世界に先駆けてルールをつくり、認証をスタートさせ、現在では化粧品部門だけでも1,000社以上、18,000点を超える製品の認証を行っています。

世界中で認証されているオーガニック化粧品の約75%がエコサート認証で、オーガニック化粧品関連の企業や関係者が選ぶ最も信頼できる認証ブランド、まさに世界基準といえます。

エコサートが求める基準には、消費者保護と製造プロセス全体における環境への配慮の実践を保証することにありますが、その根本にあるのは有機認証を通して「あらゆる生命にとって平穏かつ健全な自然環境づくり」です。その想いは、エコサートがマークに掲げている「ツバメ」がいる環境は、安定した生態系の象徴といわれていることにもあらわれています。

エコサート ロゴ

エコサート認定証

日本には、オーガニック化粧品の明確な基準や、公的な認証機関が存在せず、言葉だけの「オーガニック」や「自然派」などイメージが先行しています。消費者が安心して本物のオーガニック化粧品を見分けるためには、「エコサートなど厳格な基準をもつ有機認証機関の認証マークのついた製品」を選ぶことが一つの手段であるといえます。

コスモス オーガニック認証基準

原材料の95%以上が
天然由来であること

植物原料の最低95%は
オーガニックであること

原材料の20%以上は認証オーガニック原料であること

※ただし、洗い流す製品については完成品の10%以上をオーガニック原料とする。

パラベン・鉱物油・合成香料を使用しないこと

エコサート会長からの
メッセージ

私は、農業を営む一人の経営者でした。その経験からフランスを始め、世界的に見える生産効率最優先の農業のあり方に疑問を抱き、そこから生じる環境問題への影響を考えた結果、オーガニックの重要性を実感しました。そして、世界規模でのオーガニック基準を設ける必要性を考え、1991年に有機認証機関であるエコサートを創設したのです。エコサートは未来のために。私たちはいま何ができるかということを考えています。たとえば、農薬などによる土壌汚染は私たちの健康を害するだけではなく、未来の地球の大きな負の遺産となります。また、地球はひとつの生命体であり、環境問題は地球全体で考慮すべきなのです。地球のすべての生き物を守る、オーガニックは美しい未来のための取り組みなのです。

エコサートグループ 会長
ウィリアム・ヴィダル

コスメビオとは

オーガニック化粧品を啓蒙普及していくことを目的に2002年に設立されたフランスの「エコロジカル・オーガニック化粧品協会」です。
現在では、化粧品の研究所、製造業者、販売業者、原料サプライヤーなどフランス国内外の400社以上の企業が加盟しています。協会員には、人と環境に配慮した化粧品について定めたマーケティング、倫理、技術面での基準に従うことが義務づけられ、正しい「オーガニック化粧品」を理解し、広めていくことが求められていきます。
コスメビオのマークは、エコサートなど有機認証機関の定める基準をクリアし、消費者に対して安全性と品質を保証する証として機能しています。

コスメビオマーク

コスメビオboard memberからの
メッセージ

私は、農業を営む一人の経営者でした。その経験からフランスを始め、世界的に見える生産効率最優先の農業のあり方に疑問を抱き、そこから生じる環境問題への影響を考えた結果、オーガニックの重要性を実感しました。そして、世界規模でのオーガニック基準を設ける必要性を考え、1991年に有機認証機関であるエコサートを創設したのです。エコサートは未来のために。私たちはいま何ができるかということを考えています。たとえば、農薬などによる土壌汚染は私たちの健康を害するだけではなく、未来の地球の大きな負の遺産となります。また、地球はひとつの生命体であり、環境問題は地球全体で考慮すべきなのです。地球のすべての生き物を守る、オーガニックは美しい未来のための取り組みなのです。

コスメビオboard member
サミュエル・ガボリ